糸を齎すラスボス宇宙船。
意味を切り抉るナイフ=魔法を作るための武器が蔓延していく世界で、意味を縫い合わせるための糸をぱらぱらと垂らしていく。
彼女はなんと言っただろうか……
今の私には、とても思い出せない。
こいつ自身が編みぐるみ。
縫い合わせた糸が垂れてる、つまり限界が来て解け始めてる。
かなり科学に近い。
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もとは神の乗った宇宙船。
もとは機械がただ外宇宙へ送り出した船。
効率の名の下に宇宙を統一しようと送り出したが、何故か帰ってきた。その中に何も乗ってないし、計器は何一つ故障してないのに、同じ場所へと帰ってきた。
有り得ない事じゃなかった。それでも、そこに、神を見出した。
今までこの星で暮らしてきたのに一度も神を見なかったのか？
この時期の地球が氷河期で、たまたま頭が量子もつれたらしい。
そうでなくても氷河期って賢くなきゃ死ぬ時代だし。
そこで熱意は何を表すだろう。
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というか、それならナカリアそのものが宇宙船っていうのは何なんだ。
意味づけが始まる前の物質で出来ているため、基本的に攻撃不能。
相互反発とかも無視してるので、この上に立つと衝撃が全部足に行きめちゃくちゃ疲れる。
逆に金属であると意味づけて操るとかは可能。
通るのはほぼKOWのみ。
その上KOWを通してくれと言わんばかりに周囲にいるとKOWを強化する魔法を発している。
略して剣。
なんか強い→測定したら誰かが魔法使ってる→このムカデ。
最終的にバラバラにして叩き落す。
白と赤の糸。
白でからめとり、赤で意味を吸い取りSaki_Yanasakiと同じ体にして精神ダメージが直接入るようにして心を折り殺す。
普通に白で破壊することもできる。
いとつかい。繋ぐという概念があるならなんでも呼び出せる。
延焼も粘着もそれによるむち打ちとかもおてのもの。粘着はわずかな水分で楢名に破られる。
split dimension。それぞれ平行世界に飛ばす。
だが例の婆が元に戻す。だれか次元を分けてるね？
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ふざけて生きていけるはずだったのに、この宇宙船がナカリアを破壊してしまうが故にもうふざけられない。
ナカリア再建という縛りの希望。