一方から干渉を与えるだけ与え、逆側の干渉は一切受け付けない。そんな都合の良いものを、我々は日々整理し整頓している。
あなたは、そうあるだけではただの物語だ。単なるフィクションだ。
フィクションとは、フィクションで語らうことができる。物語を自分の手で広げることができる。
でも、違うんだ。嘘を嘘で固めたくない。私は、本物のあなたと、本物の言葉で語り合いたい。
そう願うのは、間違いじゃないんだ。