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+ 0
+ イントロ
+ [胎児よ、胎児よなぜ踊る?](胎児よ、胎児よなぜ踊る?.md)
  世に人は蔓延れど、大半の人間は死にたがらない。
  生を裏返せば死。ならば死を求める人は、生を求める人と同じほどに居てもおかしくない。
  なぜ、死にたがらないのか。生者には一生分からない。それは死人だけが覚えている。
  
  胎児よ、胎児よ、なぜ踊る。
  ――200連勤明けのハイテンション。
 
+ 1
+ 死んですぐ
+ [誰だって分け隔てないとか、それ以前の問題だ!](誰だって分け隔てないとか、それ以前の問題だ!.md)
  特に覚えてなく、気づけばなんか死んでた主人公。
  障礙者、負傷者、それに囲まれて目の前には鉄火場。窓の外に広がる午後七時の曇天を眺めていると、それは突然やってきた。
 
+ 2
+ 働くということ
+ [Gear](../Bar/Novel/Topics/Gear.md)
  業務に慣れ、同じことを続けていた主人公。
  しかし先輩の言った言葉を体現するかの如く、新たな死者、新たなパターンが増え続けていく。
  変わり続ける状況。唯一変わらないのは、悪化していく戦況のみだ。
 
+ 3
+ 気づき
+ [文句は言っても変わらないから文句なんだ。](文句は言っても変わらないから文句なんだ。.md)
  [お前馬鹿か?監督官なんて必要ないんだよ。](お前馬鹿か?監督官なんて必要ないんだよ。.md)
  何をやっても大丈夫なことに気づき始める主人公。
  配置を適当にし、とにかく仕事を終わらせようとする。
  しかしその先にあったのは、地獄を越えた地獄。指数関数的に増え、監視が呼ばれるほどの仕事量であった。
 
+ 4
+ 願い
+ [でもね。普通の人になれたら、そんなことは考えなくてもできるのよ。](でもね。普通の人になれたら、そんなことは考えなくてもできるのよ。.md)
  普通の人間になりたいと願う主人公。
  そんな主人公の前に現れる、仕事が出来るここを墓場に据えようとする人間。
  彼女は50年生きても自分の生きる意味を見つけられない、「異常」な人間だった。
 
+ 5
+ 余裕
+ 徐々に仕事の隙を見つけ、処理する方法を学んでいく主人公。
  ついに隣の席の人間に話しかける余裕が生まれる。彼女は割とカメラの端っこにいつもいた戦友であると、今気づく。