「ああ悲しいかな、ここは学びの終極地点! 目的を同じくする仲間を見つけることは月下で向日葵が咲くより難しい!」
 悪人顔の平定者。吊り目に耳まで裂けた笑い顔、モミアゲもまとめて項の辺りで一度留めてる毛先紫色セミロング。
 百合好き男。女が減らないように、さらにもっともっとこのビスカーニャに引き込むために作った宣伝プランをいつも実現させてたりする。最近終わらしたのは「好きを見つけてみないか」みたいなことを書いたポスター貼付。
 NGワードは生産性がない。この精神の安らぎは何にも代えがたい。
 細かいことを言うと知り合いとかライバルとか友達とか仇敵とかから入って、その関係を長く続ける間に実は相手に恋心を抱いていたのだと気づく展開が一番の好み。それラブコメじゃね。ここはローズラブと意見が完全一致している。
 なおその先は合わない模様。ユリスキーは攻め攻めからの堕ちや共依存派だがローズラブはまったりからの事実純愛や禁断愛派。いや、大して変わらないじゃん。
 サイコレズ×ローズラブは未だに仲睦まじくないので悩みの種。はよ落ちろ。
 サイコレズ×アーシャはいまいち。堕ちも共依存もぜってーねえよ。
 ローズラブ×アーシャは共依存を感じるが絶対に堕ちないので微妙。ローズラブの無自覚攻めはあるけどアーシャがアーシャなので。

 獲物は突撃小銃とコンバットナイフ。やっぱり電気が出るぞ!

わけわかんねーよ! 女と女で何が生まれるってんだ!
愛だよ!

「だから」
「ここは」
『あわよくばお二人の絡みをですね、もっと』

何かあったら俺が守るという信頼に基づいた覚悟!
すなわち背中合わせは最も尊く気高く美しい陣形ッ!