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source:: 金属の炎の成分:多彩な光を発して燃える金属と炎色反応 -火のしくみ(3)
燃えやすい金属というのは、所謂卑金属であったり、イオン化傾向の強い金属であったり、化学反応が起こりやすい金属のことです。具体的には、リチウム・ナトリウム・マグネシウム・アルミニウム・鉄・カリウム・カルシウム、などなど。
燃えやすい状態と言うのは、粉末状であったり、薄く伸ばされていたり、重量あたりの表面積が広い状態の時です。砂鉄やアルミ箔は燃えやすい状態と言っても良いですね。
燃えやすい金属が燃えやすい状態で火をつければ、それこそロウソクや木材も真っ青になる勢いで見事に燃え出します。また、金属の燃焼の場合、**「水に入れても燃える」**というのが非常に面白いポイントの一つです。