up:: Biscarnya
down:: Knock-off
source:: Urban Dictionary: Pseudonecrophile
source:: Pseudo-Necrophilia In Gravediggers And Mortuary Attendants - Atmostfear Entertainment
「こんにちは。あなた、もしかして今来たばかり?」
門番。酔い潰れた父親の代わりに
私達は門番。けれど、それは門で人を見るために、人間としての形を見るために居るの。
内容、所作、仕草。全てから見える人とのコミュニケーションよ。そこに形そのものは関係ない。
あるのは行動だけ。だから、私は貴方がそんな姿でも否定しないし、この街も否定しない。大原則よ。
私達がここにいるのは、この大原則にかけてのプロだからよ。プロフェッショナルじゃなくて、プロフェッサーだけど。
端的に言えば、コールセンターね。困ったらここに来なさい。
中央塔の業務をこっちに割り振ってるだけよ。
あれが前に言ってた人かい?
それ50回目よ。数で無理やり当てようとしないでよ
でも今回は自信あるぜ。視線が熱っぽかったからな
違うったら! なんか、見覚えがあっただけよ。
「えっ、嘘っ、何でこんなとこまで!? 馬鹿、こっち来て早く!」
丁乃とビスカーニャで再会。めちゃくちゃ焦りながら主人公組を匿う。ここで正体判明。
「あの、丁乃は私のクライシアの偵察名だから、あんまり連呼しないで……」
といってもまずは名前が無いので名付けるところから始まるが。一時的でいい、と言ったのでド直球に。金髪……黒服。キンクロだと語呂が悪いから変換して……うん、カナクロボウシ!
「ちょ、直球ね。まあいいわ」
で、だ。かーさん。
つい男言葉が口を突いて出る。
こっちに入れ替わったの、それなりに前なんだが。
友人がここの外にいるらしい。
ここの『外』に。
なおその友人はタナトフィリア。超失礼ですがお亡くなりになっていられるのでは? そういう質問をするとちゃんと焦る。嘘だ。私に殺されるまで生きるって言ったじゃない。