「僕が悪い? はは、随分冗談の語彙が増えたもんだ。良いか悪いかは僕が決める。君たちは永遠に変えられる側なのさ」
 ヒバナ。コピリスト。実は楢名がぶっ刺さり。ただの群体ならコピれるんだが、楢名のアレは一体一体に指示を出す機能しかない。そのほうが自由度が上がるからという理由だがコピる側としたらたまったもんじゃない。
桐名をボッコボコにして下の世界に落とした人。何麒麟から力もらってんだよ。しかも何他人の力で粋ってるんだ。下層で頭を冷やせ。なんのためにそれをもらったのか考えなおせ。この文章からわかるとおり、殺すつもりはなかったりする。ちなみにブーメランではないかという問いに関して、アナログ混ぜ合わせれば自分の力であると豪語する。人間ができるのは調合だけだ。新しく作れはしない。
 原初の力シリーズは火。それだけでも単純にやばいのに、コピー能力まであって本当にどうしようもない。何よりかにより応用力がおかしく、二人以上でかかるとその場で一人合体技を繰り出してくる。
 でも楢名がぶっ刺さり。
 
 原初はおまけに過ぎず、本命は見た目通り筋肉と目で盗んでモノにした技量。金属は引きちぎれるしマジでどうしようもないほどに強い。
 具体的にはビルをぶった切って飛ばして攻撃したあとに端材でぶん殴ってくる。何これ? そりゃ自分の世界なんて最高の道具渡せばこうなる。情熱を持って鍛え上げた筋肉。

五行的に火。四代元素もあいまり強い。唯一実体を持たないゆえにどんどん増える。
力の本質は「何も無いものを有ることにして操る」。なんだこれ。
五塵的に触。半径100mほどは触って理解してコピーする。
でも重力の方がいいかもな。

五虫で鳥。実体なく、それ故所在なく、自由に空を飛べる。

スペックまとめ

ぼく は なにが したかった のかな
こん な かり もの の にせもの の せかい で

いや

ちが う

ほん もの だ

ぼくに は 
ここ しか しらな い ぼ くには

なに か

なにか

しなく ちゃ

なんでも いい

ぼくの ここに いる りゆ うに なるのなら

だれかの ために なる ことを

コピリスト。
アナログアナログ混ぜ合わせを角端に教えた。

ここは違う、あらゆるものは思い通りにならない。
絶対的に普通だ、退屈なほど普通だ!
有るから有るなど、くだらないトートロジーも存在しない!
全てが理由を持った、我々人類の理想社会だ!

「私ができることは誰かができることです。私にしかできないことは無い。貴方を倒すのも、桐名お嬢様なら十分もかかりますまい」
「しかし――桐名お嬢様には、戦う相手が居る。倒さねばならない相手が居る。貴方と戦う理由は無いのです」
「ならば、貴方は私がお相手しましょう」

「いらっしゃいまし。クライシアの平均点をお見せしましょう」

世界の征服? 必要ないよ。
初めから世界は僕のおもちゃ箱じゃないか。

空気とは素晴らしい物じゃないか。
無くては生きられず、吸うと身体を老化させる猛毒。
だから見習った。
ムンッ!
白と金と赤
※もう終わってます

冗談! 最高の気分だよ!
俺が間違ってた、俺はまだ良くなれる!
俺はまだまだ終わっちゃいない、次があるんだ!
それを君が教えてくれたんじゃないか!
責めるなんてとんでもない、むしろこう言わせてくれ!
ありがとう。会えてよかった!
成長心酔

鳴くまでまとう?
違う。そんなに悠長ではない。
鳴かせてみせよう?
それは梛ね……梛名だ。
殺してしまえ
私だ
あいつは『私が鳴こう』だ。何もかもが自分で代われると思っている。
出来もしないのに、だ。
僕が鳴こう、時鳥。
もうお前が苦しまなくて良い様に。
自由に空を飛べるように。
啼きまねうまっ! けど違う!
虎鶫だな。別名は鵺だ。ただ啼いただけで殺された鳥だ
そんな! じゃあ、ただの嫌がらせじゃない!
そうだよ

僕が音に代わろう。
僕が味に代わろう。
僕が光に代わろう。
僕が香に代わろう。
だから、なにも心配しないでほしい。

色んな物を溶かして混ぜて叩きつけて
うん、最高!