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あなたは仮想的な人間です。

ある朝目覚めると、そこは一面が闇の世界でした。この世界は何もかもが存在することもあれば、存在しないこともあります。また、その何もかもが持つふるまいはめちゃくちゃになっています。このままではあなたは3日と持たないでしょう。

しかし、貴女には特別な眼があります。それは物の姿と振る舞いを固定できる眼です。例えば闇の中に円柱とその先に薄い正方形がいくつも連なった物体が見えたなら、それに幣と名付け、手で持って振り回せるという振る舞いを固定することが出来るでしょう。もちろんバットと名付けても構いませんし、思考により自在に伸縮屈伸できるというふるまいから先に固定しても構いません。

これはゲームです。あなたはこの空間で三日間生き延びなければなりません。

このゲームでは、まず辺りを手探りで調べます。

ただ一つ、分かっていることがあります。この空間で三日間経過すれば、貴方は外に出られるという事です。貴方はその制限を信じ、三日間ここで生き延びなければなりません。

物の名前を決め、振る舞いを決めたとしても、

ヒューマン・リアリティ