「顔も見たくないのよ、月に帰って存在ごと消えなさい」
 素直にならない鵺。正邪を永遠に嫌う。その理由はどこにも存在しないにもかかわらず。口調は真面目とフランクな女の子だが、正邪に対してはいかんせん。
 その中身はただただ都合よく生きている正邪が全く持って気に食わないというだけ。でもぬえ編を見る限り、たぶん同族嫌悪。都合よく事実を隠しては捻じ曲げるのがこいつの能力だし。
 フランドールにかなりホの字。彼女の行動の三割はフランドールで出来ています。意外と少ないな。
 みとりとは意外と気が合う。ぬえ編まで知らないことだが。こいしには地底時代を知られているので、あまり強く出れない。正邪?裏表のないお付き合いです。
 使う武器はトライデントとめったに出さない弓。弓はかさばるから好きじゃないらしい。
 恐怖の権化。正体不明の種をつけた物は相手の『最もそうだと思うもの』に化ける。嘘をつく能力ではなく見たいものを見せる能力。多くの場合周りのコンディションをぬえが調整し、恐怖になるようにしている。なので怪力乱神を操る程度の能力はクリティカル。というかあの鬼が面倒見てたせいでそんな異名がついた。
 応用として神経に直接打ち込むと、アンチスパイラルごっこができる。人を殺せない幻想郷ならではの処刑法。

 魔界で幻月を倒すため生命倫理ガン無視で生まれたキメラ。生後二ヶ月で現界にて修行することを強要される。魔界で修行はちょっとレベル高すぎ。
 しかし現界の美しさ、人間の多様さに魅せられ、早々に通信をぶっちぎり任務を放棄。五十年くらい人間をからかいながら全国行脚する。このときにマミゾウや村紗に逢う。偶然とはいえトラツグミから名前と鳴き声を貰ったのもこのころ。
 そして退治されて地底に篭ると、何たる不運か、鬼に遭遇。さとりに遭遇。そしてフランとこいしに出会った。そこから単なるいたずらっ子でなくなることを決意する。村紗が軽く引くくらいに。
 ちなみにこの頃鬼に思い切り凹まされたり建築術を教えてもらったり地霊殿が爆発したりしてたのでみとりには会ってない。というかみとりが地下をねぐらにしたのは結構最近。
 実は最も蓬莱人形の気持ちが分かる妖怪。分からないならそのままで良いじゃない。

 こいし編で暴走の余波により通信が無理やり回復させられる。ピンチだったので雷術だけ返してもらって応戦。
 
 そしてぬえ編。魔界で軍本部の参謀クラスまでいってた自分の片割れといずれバトる。参謀の能力は紫鏡の元、合わせ鏡。無限に増えることができる。しかし魔力的にも能力的にも無限は不可能。トリックは氷雪世界。

 そのつもりだったんだけどなあ。久しぶりにまた迷走。夢幻世界の光の球が幽香で崩されるとは。でもTouhouwiki読み直したらちゃんと書いてた。いやまあ、ガン無視してもいいんだけど。うーん。

 真実を知りたがらない。自己で納得できる答えが出せるならそれでいい。ただそれは変化を好まないという意味でない。