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絶対的なわけじゃない。
たしかに無慈悲だが、それだけだ。
あれは何をも持たない、それなのに、
そこに私達が、彁を見出しているだけだ。人にとって都合の良いように、あれを作り変えているだけだ。
けれど、それでも、その芯を貫くものは、決意は決して揺らがずに、そこにあって――
本当に「それ」があっては、我々はそれを楽しむことはない。
そこにあるのは蓄積される単なる事実だ。
楽しむためには「何か」がなければ。
事実ではなく、自ら「真実」を導き出せるものでなければ。
故に、我々はゲームを好む。
人の持つ無限の創造力に、方向性を与えるために。
人を様々に誘導するために、それが人の為でなくならないために。
地図であるな。磁針であれ。
点々と打たれた針であれ。
人が通るとそこは道になるのに、どうやったら磁針なんざが残るのさ。
他人の心は分かりやしねえだろ?
本当なら人は、誰しも絶対の目的を持ってるはずだ。
それを伝えずに話し合ってんだ、元より磁針だけになる要素は転がってんのさ。