この世界が物理に支配されているから信頼してるんじゃない。
物理も無くても、何の道理も通らずとも、そこには。
答えを返す世界がある。
良いか、悪いかじゃない。
ただ「そうなった」のだと主張する。
何よりも誰よりも正確に。
僕は、だからこそ好きになった。
生きていたいと思ったんだ。
遥か離れた宇宙であっても、何もかもが違う星に落ちたとしても、僕は、ここを、この世界を、この絶対を、その全てを――
愛している。
嘘が悪いとかですらない。
無視が悪だとすら言わない。
それら全ても答えとして、振る舞いとして愛している。
それに形付ける意味は千差万別でも、答えだけはいつもそこにある。
それを愛している。
困難から逃げ出すにしろ、立ち向うにせよ、何もせず耐え忍ぶにせよ、上の命令に従うにせよ、それは振る舞いとして、事実として世界の過去に刻まれたのだとして愛している。
どんなものでも。
人でも無くても。
意思持たぬ人形であっても。
それが生む振る舞いに常に感動する怪物。
意思は関係ない。
なお何もしないことが全くの悪という意味でないだけで、上手くやった方が他人に別の振る舞いをさせたり(感動)するので基本は上手くやった方を好む。だから何もせず死ぬつもりは無い。
その状態があるだけ、その状態がうまくいくのは別の話
量子ダーウィニズムによれば物理法則は自然淘汰で出現する - ナゾロジー
都合のいい量子を同定する環境を作成する。
それが魔法。