扉閉め、法規はさみ
ふふ……逃げられないねぇ、お姉さん
ああ、大人しく私たちに……
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!! な…
何それっ!何もないとこから火が、、、? お姉さん、熱くないのそれ!
え、えぇ…まあ。うん。魔法の炎だから…
魔法!? お姉さん魔法使いなの!?
一応、まぁ。これしか使えないけど
凄い凄い! 山ッぱりシエラさんの連れてきた人ね、普通じゃないわ!
瑪瑙>
こほん。失礼したわ。
自己紹介がまだだったわね。
あたしは瑪瑙。熱力学先行よ
僕はヒスイ。経理をやっている。よろしく
それでお姉さんは、マノキって呼ばれてたわね。
シエラさんとどんな関係なの。やっぱり恋人?
なんでそこから始まるの?
昔の同僚よ。今はなんか……師匠って感じだけど
師弟関係……なるほどね。
なら私と条件は同じ……
条件って、なんか試験とかあるの?
そういうわけじゃない。発作みたいなものだよ、気にしないで
発作は気にするものじゃないかしら
なら条件反射みたいなものだよ。シエラさんに仕込まれたんだ
なるほど。気にしないわ
し、ししし仕込まれたなんてそんなそれはいいけど人聞きが悪くてシエラさんの評判に支障をきたすなんて私は恐れ多いというかなんというか
さて、それじゃあ中を案内しようか。
ちょっ、置いてかないで!
ココナツジュースを三つ
……これが山の中? 外と変わらない……
なんならウチより繁盛してるじゃない
ふふー、驚いた?
ここまで作るの大変だったんだから。
驚いてくれるなら甲斐があったってものねー
あなたが作ったの?
もちろん!
現場監督みたいな意味?
責任者と言っても過言じゃないわ!
それじゃあ何を質問してもいいってこと?
どんと来なさい!
あれは?