up:: Seija_Kijin
up:: Nue_Houjuu
あなたとあったのはいつが最初だったかしらね。
あの時は何とも思っていなかった。いや、嘘ね。死ねばいいのにと思っていた。最初から気に食わなかった。実際に、殺してしまえればどんなにか楽だったと思っていたわ。
けれど、それもあの子が死ぬとき迄だった。
あの子は馬鹿だったのよ。誰にも覚えてほしくないだなんて、そんなことを、他の誰がどんな気持ちになるかを知らずに行って、それを実行してしまったのだもの。
私は、その時に決めてしまった。
それから変わることは無かった。
あの子を知っているのは、もう私と、不本意だけど、望んでもいなかったけれど、貴方だけ。
だったら、私は覚えていようと思った。
あの子が返ってきたときに、何が何でも「おかえり」っていうために、私は。
貴方だって利用する。
そういう生き方は好きでしょう。
貴方も肯定するほかないでしょう。
私はそれを知って、貴方を利用する。
だから、分かっていると思うけれど、あえて強調しておくわ。
あなたの為じゃない。私の為に、私に付いてきなさい。天邪鬼。
はぁ~~~~~~
クソだわ。お前。私はこういう性分だ、それなりに他の奴と会ってきたつもりだったがよ。
未だにお前を超えるクソ野郎がいねぇよ。
だからついてくんだ。
お前の為じゃない。私の為に、私に見せろよ。お前のクソっぷりは反面教師に覿面だ。
どうしようもなくな。