私の言葉がここにあるはずなんだ。
ボクはそれを望んでいたはずなんだ。
あたしは認めていた。
俺は否定した。
何故。
死にたいって言ってても、死にたくない。
疑問は投げても戻ることなく。
苦しみと呼んでいたゴミクズを転がしてゆく。
体に刻んだ心の声。
うつむいても向き合っても握りつぶせず。
ただただ流した涙のフリを。
涙のフリを。
空を切ってる紙片の一つは錆びたナイフを崩しきり。
地を這うツタの一本一本私の影で育ちきり。
見回したところで救われず。
雨も防げない穴あき屋根を。
飽きもせず私はその下に入り。
空っぽなんだと傷ついた真似。
傷ついた真似。
辛いといえるのは弱い証拠だ
そうして後ろの勇気を見て見ぬふりして
どん底に落ちていく下り坂を前だというならば
私はもはや先に進むことも出来ない臆病者なのだ