持ち主から穢れを吹き出させて弾幕化、そのまま持ち主を襲わせるアイテム。穢れの質にもよるが、一回で十六から三十二発くらい出る。そして出したあとはすごくスッキリする。弾幕をかわせる人にとってはメンタルヘルスアイテム。
 二回三回と撃つのは非現実的だが、純狐はこれを持ち主の穢れを純化することでサイクルを回している。自機組じゃなけりゃスッキリっていうより三途の河が見えてくる。

 そのままだと一人しか死なないが、このアイテムの恐ろしい箇所は持ち主判定。このアイテムが誰かの穢れに触れると、穢れの持ち主に問答無用で所有権を「分け与える」。優しいように見える執念深さ。
 で、穢れは生にまつろう物なので、怪我してたりすると強くなる。死穢なんて呼ぶけど実は誰より生きようとする力のこと。
 強くなったら周りにもこの穢れが出るわけだが、これに「溢れ出る瑕穢」が触れたら……持ち主になる。オボエタゾ。
 更に、持ち主が増えるほどこの「穢れ判定」が広くなり、より穢れに触れやすくなる悪循環。純粋な純狐らしからぬ無差別殺人。逆に言うと相手を選ばない本物の純粋殺意と呼べなくもない。

 「穢れ判定」と別に「所有者判定」を行っており、範囲内の所有者から穢れを接収している。そして溜まったら弾幕化して所有者を襲う。弾はちゃんと所有者から出るので、これさえ閉じ込めておけば安心なわけではない。そういう事するといずれ「近づくものから光を溢れさせて殺す」タタリそのものになる。効果だけが先に出る名も無き神感。

 ↓に行くほど狭い
 穢れ判定:この範囲内にある穢れの持ち主を持ち主にする。
 所有者判定:この範囲内にいる持ち主から穢れを接収する。
 弾幕化判定:穢れが一定値貯まると、この範囲内にいる持ち主から弾幕として溢れさせる。一人とは言ってない。穢れが貯まると飛び地も発生する。

 なお、この弾幕で傷ついた相手からはもちろん死穢が出る。ループ入ります。

 

 ちなみに、純狐本体がこれに気づいたら素直に止める。純化でこれだけ消し飛ばす。嫦娥以外には優しい。