妖精メイド:百人ぐらいいる。一応メイド長やチシャナなどは何人いるのか知っているが、当のメイドたちは知らない。不定期に代替わりするだけでなく、たまにゴブリンのような妖精や妖精のような小悪魔がいるからだ。
名前は全て数字のもじりで付いている。最近始めたことだけど。代替わりすると名前も変わる。紅魔館の全員が名前を考えているので、色々な言語のもじりが交ざっている。主にパチュリーのせい。
名前がある妖精は大抵この妖精メイドの経験がある。リリーとかも実はある。例外は自分で自分に名付けたチルノ。エタニティラルバは最初から持ってたんで知りません。
ちなみに受験妖精の番号がなぜ六桁でしかも半ばまで消費してるのかは誰も分からない。
誰も覚えてない。
「なんでカテゴライズした!言え!」
レー:メイドにはならなかった零番目。ツッコミが鋭く主の事なら何でも知ってる。そして何かとスペックが高い。最初から名前があるあたり、きっとどこかで修行を積んだのだろう。青髪ショートのちょい癖っ毛、妖精なのに太陽に弱く傘を差している。そして常に羽をたたんでいる。一体誰なんだー。
「ええ、あたしがイワン。最初の妖精メイドよ」
イワン:一番目のメイド。とても仕事ができて次期メイド長と噂されるほどだが、何故かほとんど姿が見られることがない。非実在生物説、メイド長の別名説、実は男説などいろいろある。瑠璃色スーパーロングのウェーブヘアで、一説では氷術に長け、時間停止までも可能とか。イワンの馬鹿。
「あらー、これが噂のカメラってものー?」
シーア:十二番目のメイド。髪の色と眼の色を乱数で決めたけどその乱数どっかいった。原理は不明だが対峙した者の情報を抜く能力がある。言動が非常にふわふわしているが能力は高く、特に皿洗いの腕は一級品。レミリア曰く『咲夜よりメイドっぽい』。まああの人メイドより先に従者だし。少し腹黒なのはだいたいチシャナのせい。薄浅葱色セミロング、小豆色の目。間延びした口調。
「チシャナァ!待ていこのーっ!私のメガネ返せーっ!」
ユー:二十一番目のメイド。本名はウェンティーネだが、恥ずかしいのでユーにしている。渾名として定着はしてるが、たまにからかって本名を呼ばれることも。
新人に好かれる姐御肌にして常識より。なので大して特殊ななにがしかがあるわけではない。強いて言うならまともすぎること。フランドールをもってして異常に正常と言わしめる。
シーアとチシャナと友人。たまにチシャナの実働部隊として動いている。自身は姉御肌と思ってないので誤解を与えないためメガネを買うも、それを見透かしたチシャナにメガネを奪われる。黒鳶色の髪をローポニーテールにしている。それがなんか黒人肌に似合ってたりする。
「わあ!この時計とっても大きいです!」
フォート:四十番目のメイド。いつまで経っても新人感が抜けないが、他の妖精メイドより仕事に熱心である。ただし仕事に反映されるとは言っていない。どんな仕事も九十パーセントまでこなせるというある意味呪いを持っている。蒲公英色髪セミショートの少年風。かっこよさに憧れる。短パンが好き。
「ハッハァ!追いつけるもんなら追いついてみなぁ!」
チシャナ:七十七番目のメイド。黒ストッキングをこよなく愛するが、自分が履くのは嫌い。変態レズ。
他の妖精メイドたちの事をもっともよくわかっているが、その理由の大半はストーカーじみた行為によるもの。
薄藤色にハーフアップ編みこみという意外に手のかかる髪型をしている。いつ結婚式になってもいいように。
よく語尾に小文字がつく。友人の二人と数字が離れてるのは、吸血鬼異変の後に入ったから。あんな危ないとこに二人だけにさせられん。
「うるさいぞ貴様ら!主の御前である!控えよ!」
ワンドット:百番目のメイド。メイド教官をやっている。いつかメイド長の隣に肩を並べて仕事するのが夢。実はもう叶ってるが本人はまだまだと言い続けている。イワンがライバル。知識と行動をつなげるのが異常に早い。洋紅色ロングで癖っ毛、軍人帽が好きで、うるさい。ん?美鈴じゃね?木刀を腰に差している。