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いい加減にしてくれ。お前に従うどおりは無いんだ。
雨がどれだけ降りしきるところで、私の生活に関係などない。それは理想で終わってしまうんだ。
皮肉、ひねくれ、ふさぎ込み、指示語でかくしてくうだらない。
お前も私も苦しみは同じくせ。
一度の否定も許されない。
始めはいつも受け入れろ。
気持ちも気分も隔離する。
誰も否定を聞きはしない。
いつか、それすら最後には否定してしまうんだ。だったらそもそも持つんじゃねえよ。
お前がだめだ、その点を攻める、それは良くなってほしいから、そんなことは今更何だってんだ。
皮肉はどろりとさわやかで、誰かを先に進ませる振りをして、その実心を元居た場所に括りつけたまま、離すまでに何十年と架かる呪いよりも質の悪い呪いだろうに。
何でだ。
何でだ?
それが自分が一番よく知ってる?
馬鹿言うな。その言葉が一番自分を覆い隠すじゃないか。
やらなくちゃいけないこと、もう一度洗いなおせ。何でできてないのか、何で出来なかったのか、もう一度考え直せ。その過程で何が見えても、純粋な心ですべて受け入れろ。これは命令だ。今更願いだなんて弱っちい言葉で隠すこともねえだろ?
お前ができない。
お前が悪い。
何でできない?
忘れるな。
それに必ず理由はある。
お前が絶対に解ける問題だ。
何度忘れたって、何度だって思い出す。
お前が、
理由で飛んでるんだから、理由を失えばそりゃあねぇ。