親バカ。
地上の反乱分子を早めに止めた功績で月に召されるが、周りがよく思っておらず常に妬みの視線にさらされる。なので気分転換に誰も近寄りたがらない静かの海(結界外)へ行ってみると、そこには鬼人正邪が倒れていた。ここから鬼人正邪との奇妙な生活が始まる。
だがある時バレて正邪は地上に戻される。サグメは追放処分を覚悟するが、この時にうっかり「私は追放処分ですか」と言ってしまったため、逆に手がつけられないほどの罪人を■年間収容し「周りに被害を出さなかった」ことが評価され、「賢者」とまで呼ばれるようになる。功績を出されてしまっては周りも何も言えなくなり、まさに裏切ることで上にのし上がる正真正銘の天邪鬼の神となったのだった。
能力ゆえ迂闊に喋れず、代わりにパソコンで喋る。このパソコンは昔赤河童から貰ったもの。強いて言うなら、貰ったと改変されたもの。
地上から月に行く時に穢れを片羽に込めてちぎっているため片羽が無い。けどそれだとかっこつかないかな、と思って赤河童が作った義翼をつけていた。が、正邪が地上に戻った後は千切られっぱなしである。後から普通に禊しとけば早かったんじゃないかと思った。