up:: 蓬莱人形フランドール説第一項第三話
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妖怪一団に気づかれず退治体制側に徹するルート

どうもしっくりこないな
それなら、私の提案に乗らないか? という体で、妖怪のいる方向を指し示し退治を行わせていくマッチポンプ紫。妖怪一団に対しては最初に提案を行ったのみでその後は放任している。だってただ迷い込んだだけの奴らを殺すのに紫自身が出る必要ないし。にしては聡明がやばそうだが、どれだけやばくても人間だぞ。

この場合、廃洋館はどっから出たんだ。特に用意してないし、庭に阿片が自生して地下にワインセラーが残ってる廃洋館……? まあいいや。

集めた素材で普通にサグリ宛にパーティ開く。消える幼い、やってくる紫。草をかき分け逃げる妖怪を殴りに行く。一閃。

これだとインは……部屋にモノを聞きに行ったら居なくて、どこ探してもいなくて的な? 怖くなって元の場所に帰ろうと桜の場所に来て、出口なくて絶望して。そこに差し向けられたレンがそれを発見して縄カット。やってきた妖怪は……放置。
妖怪側も複数だったので帰還。これは予想外だった紫。妖怪一団がレンの存在を認識。寝ている間に暗闇撒くから全員食べようぜの会を開く。それを察知した紫が焦って報告に来るので、インには見つからない。

今度は止める紫。まあ狼女に苦戦する状態で、新しい退治方法で複数相手にしろなんて言えるか。にもかかわらずレン突貫。だって退治できるんだろ。でもあなた、人間を害してない妖怪は退治しないのですよね。それが巫女の頼みだからね。では害していない妖怪が邪魔してきたらどうするの?
害していないなら退治しない。けど何もしなければもとの退治ができない。そんなときあなたはどうするの。なら退治ごっこをしよう。そこまでしなくても普通に非破壊でどかせばいいだけの様な。
薄闇の中、

正直村に対する紫スタンスが分かんなくなってきた。
ただ迷い込んだやつだと思ってる、裏になんかいるのは感づいてる、紅魔館が移住しようとしてることまで気付いてるの三パターン。
聡明に対しては警戒するかしないかの二択。
妖怪一団は臨時設立には確定として(現代に残ってないので)、その後に偽名で関わるか関わらないかの二択。真名で関わるのは妖怪から馬鹿みたいに警戒されるし、ただの人間の盗賊団に対する警戒度じゃないし、それならそもそも一瞬スキ見せた瞬間に全員ぶっ殺すだろうし。それを躊躇うレベルの相手なら幻想郷に入れるのか? と色々引っかかるので無し。というわけで3-2-2の12通りの紫。

結果は一人ずつ殺す、首吊りを止めてまで最後の一人だけ自殺させる、っていうのは動かない。

博麗の巫女はもともと退治装置。それも一切慈悲なく消し飛ぶまで消し飛ばす。妖怪見かけたら見敵必殺。自重もルールも余裕もない東風谷早苗。
現代の巫女はスペカルーラー。来るもの拒まず、去るもの追わず、異変を決して許さずとも、その行動を決して否定しない。でも面倒がってはいる。予防接種はしないから全力ではっ倒すという意味。……あんま変わってねえな?
今回レンにはその過渡期に立ってもらう。理想明確で手段クソのルールに従うぽんこつから、それを実現する目と力を持つ。その後、自分なりの退治方法を探すも挫折。

取引までは人間のらしさがあるからまだマシなのでは?