七番地に居を構える、神の断片を探す宗教。
死ぬと永遠に断片が失われるという考えのもと、保存と延命と断片活用に力を入れている。
断片をすべて繋ぎ合わせれば神になる。
誰からも否定されない正義になる。
死なないでくれ。消えないでくれ。
誰が世界を形作っているのかわからない。
誰が神の断片を、その本物を持っているかわからない。
お前が死んだら、私も死んでしまうのかもしれない。
そんな妄想がまだ私を捕えているんだ。
生きてくれ。生きていてくれ。
いつか僕が死に伏せるまで。
断片探しの宗教
いったい誰が、僕は誰かの夢想でないと定義してくれる？
かの神話になぞらえるなら、誰しもアザトースになりえる。
やだなあ、殺しはしませんよ。
誰が世界を変えるか分かりませんものね。
誰が神様か分かりませんものね。
皆を救うのだ。
神の断片を、誰とも知れぬものを
情けは人の為ならず、永久に我らの為にあり
自壊する教義
以上の教義を全て忘れてコミュニケーションに勤しむこと。
どうして教えてくれなかった！