up:: Saki_Yanasaki
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カスタム可能
「そう上手く行きますかね?なんとなーく、失敗しそうなんですが」
おちゃめ気取りの冷静メイド。現在はサイボーグ。基本的に無表情なのだが恐ろしく感情豊か。少なくとも八階堂よりかは。
サイバネティックスにハマり、自らエステ気分でコロコロ身体パーツを変えていた(血を取っ換えたりもしていた、その時は死にかけた)ら脳を変えた時に記憶を移し忘れていたもよう。記憶の残滓を探すために、研究所をガサ入れしたら研究所ごと吹っ飛んだ。これがナカリアクオリティ。
その後当時掃除人だった榊に拾われて常識とかを身につける。つかなかった。人を気遣う仕草の八割は演技です。そんな人の心を忘れたロボットとの共同生活。何考えてんだあの馬鹿キ。
そして梁先の元へ来るのだった。最初は使用人。気づけば相棒。いつの間にやら主従逆転。記憶を取り戻させるから悪いんです。どのみち細胞記憶からいずれ蘇っていたけど。
過去では相当高圧的だったようで。でも救える人間は救いたい。
ちなみに、致命的な迷惑は自分にしかかけないのが信条。
自分が認められていないことに恐怖心を抱き、代わりに重みで安心感を得ている。
もっと昔は何もできない自分に苛立ち、死を求めそれを回避するという名目を得てすべてを動かしていたという一番適正。
昔の主は二科鋼正。Kosho_Nishina。
それなりに真面目に二番地を運営していたが、いろいろあって当時お抱えのメイドをしていた二条に譲った。あの、民主制……まあいいか科挙みたいな奴だろ。
近くの他人より、遠くの仲間ですよね。
血を分けたから仲間なんじゃなく、一緒に過ごしたから仲間なんですよ。
同じ記憶を持ってるからです。
こないだ声帯を取り替えたもんで
自分の声を聞いてて思ったんですよ。まだ改良の余地があると。
私は十八年私を生きてきた私の大ベテランですけどあなたは一秒たりとも生きてないんで知りません。
たとえ体が入れ替わってもです。
だから共有しましょう。あなたの一秒は生きられませんが、あなたと私の一秒は生きられる。
何もかも背負い込んじまって。
私が使うぶんの罪は残してくださいよ!
他人に期待はしません。それは私も例外でない。私もあなたも失敗はする。大事なのはそのあとの手段を作ることです。結果に至るあらゆる道筋を作る力を持つことです。
まあ、作り置きが一番なんですけど。新鮮な手段とかちょっと。
もうちょい熟成させませんか?
それで遅れるより早い方がいい。そうすりゃ別のことも出来る。
速さと修正を旨とする、Quick&Dirtyですか。まぁ、考え方というか対峙する問題の問題ですかね。
叩いて埃しか出ない相手は叩くだけ周りの迷惑です。
記憶はないけど母になろう! さあ! ばっちこい!
我が2の価値に刮目せよ!
2番手? 2番煎じ? 些細な話ですね!
2はすごいんですよ、1の2倍なんですから! 2倍ですよ2倍! ゼロから数えたら無限大倍のさらに二倍! とてつもないじゃないですか!
それって一と変わりないわよね?
ふふふ、マスター!私をお呼びのようで……あっ(分解)
すみません、お気を使わせてしまって
使ってない使ってない
君が勝手に助かってる
指を割いてまでみかん
私は道具ですよ。だから私がどう使おうと超勝手
記憶がないってことは何でもピュアに受け止められるってことですよねお得
だめだこいつ生き方が魂に刻まれてやがる
(ビンタでふっとばしてから説教)
聞こえない聞こえない
その距離じゃ無理無理
さっさと追いかけろ、馬鹿
生きるコストはクソ高いから機械に任せたっていいじゃないですか
人の善悪なんて簡単に裏返りますよ。嘘なんて素晴らしいシステムをお持ちですからね。
分解するから部品になるんですよ。
そのまんまじゃたとえ整理されてても混沌です。
感情を 手に入れた!
人からもらった感情だったら消費しちゃいますよ。
そういうのは湧き出てこないと。
どの口
ここにバックアップをとっておいた。
けれど、今の私は、全て捨てきってしまった私は、もう。
昔の私を思い出せない。
私が誰か分からない。
バックアップだなんて言っても、他人も同然だ。
私は――
……ああ。
私は、この決断を後悔する。
自分のために、誰かが犠牲になることなんて、心の底から大嫌いなんだ。
それでも、私は居てはいけない。
私は、この後悔を。
忘れない。
さよう、なら。
二条、奏海。
『バックアップログを記録しています……』
『ログの記録 3262件を削除しますか?』
「記録を削除しています……」
空港の金探に絶対引っかかるときとかアンドロイドを自覚しますね
私が他人に期待するのは私の羅針盤になることです。
けして目的地になることではない。
貴女に勝つことは、私の目的じゃないんです。
何言ってるんですか、マスター!負けたら勝てないんですよ!?
涙は、出なかった。
黎明期のVRに、涙を流す機能なんて無かったから。
ただただ、こみ上げてくるばかりの感情を、私は、どうすればいいか分からなかった。
生きることしかできない私は、殺してもらうことでしか制御できないのだ。
そうして私は知識を得る。あなたを対処するあらゆる知恵を身につける。
生きるために。
その為なら、なんだってする。
私はこの身に不平等を宿す。
無意味に無価値に無防備に。私は今日も昨日を否定する。
昔々あるところ。
何もされなかった少女が居ました。
誰一人彼女に期待しなかった。
たったそれだけだ。
殴られたこともない。怒鳴られたこともない。比較するなら、それは幸せと呼べたかもしれない。
そのうち彼女は、自分に期待しなくなりました。生きるのに必要なことを、必要なだけ。
それでも彼女は満足できません。くすぶる何かが彼女の心を焦がしています。けれど期待されたことの無い彼女は、どうすれば満足を得られるのか分かりません。そしてある日、こう考えたのでした。
必要なことしかできないなら、全てを必要なことにすればいい。
必要にしたことの中から、私は私の充足を見つけるんだ。
どうすればいいのかは分かるが、どうしてそうなったのか分からない
どうもしなかったからじゃないかな
人として、形を持っているのなら、獣でなくさせた何かがあるはずだ。
それを愛と呼ぶ。