up:: Narana_Tsunohashi
up:: Kakutan

分からないよ! 何で、こんなの私が持ってるんだ!
要らない、捨てさせろよ!
誰かを同じ目に遭わせるなんて、出来やしない。

違う、私の、それは、解けない、無駄って、言わなきゃ、言わなきゃ

わからない、この力の源が。だから怖い、見たくない、それはきっと誰にも解けない。ずっと付き合うしかない不安。楽しいって言葉で塗り潰すしかない。どれだけ行っても敵は敵。それが、水。
それを、解いてくれたんだ。
たとえまだほんの少しでも、これが解ける問題なんだって、教えてくれたから。

――だから、私は……!

「助けなくちゃ、いけなかったのに……!」

――トプリクス。私を、ここに就職させてください。

分からないを積極的に作ってる今と矛盾しない?
本人は分かってるから。

雨の話はこの後。
わかってても怯える雨への見方を変えた。