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 深夜。妖怪たちの隠れ家に帰ってきたボクは、とても歓迎された。きっちり仕事をやってくれたことがよほどに好評だったらしい。ボクが倒した狼については、倒される方が悪いと言っていた。お前みたいなちんちくりんにやられるようならそれまでだと皮肉めかしていた。後ろでもっと私を労ってよと横たわった狼が言っていた。

 メアリーは早速次の作戦を立て始めた。レンが一人でも出来たのだから、全部レンに任せてしまえばいいという声もあった。一人でできるからこそ、皆でやれば大きな力になるのですとメアリーは返した。

 次はメイを取りに行く。メアリーのその言葉に、皆はざわついた。近くの妖怪に聞くと、彼らはどうやら八雲紫という妖怪に言い含められていたらしい。メイには近づくな、と。

「けれど状況が変わったのよ。一人、仕留めきれずに逃げ出したの」

これは私達の存在が知られたということ。この情報がメイに伝われば、すぐさま防衛網が敷かれ容易には近づけなくなる。なので次はメイを殺すしかない。次は仕留めきってもらわないと、困るのは後続よ

さあ、やりたい妖怪は手を上げて頂戴な

私が行く。

スラリと手を上げた妖怪は、ボクを監視すると息巻いていた妖怪だった。結局

メアリーはそう言って、
 広げられた紙には、廃洋館の見取り図が描かれていた。

臆病が自殺未遂、抜け出した美しいが止める、そのままバレないように帰還。突然の動きだったので止められず、退治対象が減るという理由だったので強くは怒れず。そこらの某に堰き止められずに目的を果たせるってことでもあるから。
しかしこのときの疑念により聡明が気づき出す。そこでルーミアで聡明を狙い撃ち。……ルーミアは狙って撃ったりできるのかって思ったけど、まあそこはマーカーを美しいに貼ってもらおう。暗闇の中にいるのは臆病大人びた警戒心聡明早起き。美しいは潜伏。聡明はすべて理解して利口に囮に。一応妖怪の美しいにもそのマーカーは見えるので、致命傷入った瞬間潜伏から抜け出てルーミアをぶち蹴り血を飛ばす。さしものルーミアもそんなんで返すわけ無い、というか美しいを警戒してたのこいつだし。ここで戦闘。

屋敷内潜伏、突入、聡明に致命傷が入るのと同時にルーミア殴り

(僕の血じゃ……ない?)
(誰だ?)

(まだ生きてる)
(でも、もうじきだ)

殴りに行く

光もない、音もない、それでも風は、動きはそこにある
それと勘でなんとか

「……やっぱりお前なのか」

「最初から、私は反対だったのだ。人間でも妖怪でもない、お前なんかを引き入れることには」
「何よりお前は……それに無自覚だ。ただ目の前を処理している。何をするつもりでも無いのに、何かをしている。危険すぎる」
「だから、紫に義理立てだけして逃げるつもりだったけど」

「こうなれば手遅れだ。殺すしかない」

妖力すげーことになる。紫はルーミアの本気と誤認。
逃げようとしても普通に撃ち落とされる。戦うにしたってこんなの脅威でしかない。光も音もマーカーも役立たずにした闇の中、ルーミアは聡明の退治計画に勘付き、それに乗って退治された事になる賭けへ出る。間一髪封印が間に合い、生き残るルーミア。晴れる闇、お手上げ。の最中で止まったので十字架のポーズ。

「……お前、誰だー?」

「ボクはレンだ」

パイプ抜いて中身文書読み

「ここは?」

「廃洋館だ」

ソファ蹴ってその下にパイプ

「私は誰だ?」

「君はルーミアだよ」

むむむ

「何で私、ここにいるんだー? どうにも、よく思い出せない」
「人を襲う為だったよ。それはもう終わったから、今の君は自由だ」
「そーなのかー」

「それじゃ、そこの人間食べてもいいか?」
「良いよ」
「わーい」
「良くありません」

「レンー。こいつらは誰だ?」
「メアリーと狐」
「いいえ」

「私は八雲紫。この楽園、幻想郷の管理者よ。こっちは私の式神の八雲藍」
「初めまして」

「何かこいつら怒ってないか、レン」
「そうかい? ボクはただ、ルーミアを退治しに来ただけなのに」
「え? 退治されるのか私」
「退治されたのよ。……ルーミア」
「???」

そういやここに来るのに隙間ぶち抜いてるから、脅威度満タンだ。別にルーミアボコボコにしなくてもエグい脅威なのは変わらない。まあでもルーミアやられててしかもこいつ右腕壊れただけの無傷っていうのがやべえよ。
この部分はルーミアが独断先行した場合
そもそも雑魚だったこいつにルーミアが倒せたことについては……まあいいや、巫女の力を持ってることは見てるだろうし

「ルーミアの処遇は良いのです」

何で負けたのかという疑問はあれど、負けた事自体は特に
もともと博麗の巫女に消去されても問題ないくらいのを集めてたので

隙間落とし

「そこで仕留めた人間を食べてなさい。その後は、自由に遊んでいいわ」

「それより私は、貴方と交渉がしたい」

「まずは今隠した文章を、一切の償なく見せなさい」
「はい」

「……」

ゆかりが操作されてる可能性、自分たちの背後にいる存在の示唆、諜報部隊
これを全部速記、コードを知らなきゃ読めない
それを受けて全殺して確実にこいつを送り出す&厄介払いし、外を逆襲するプランの立案。一応裏取りするのでそれまで内ゲバ、というか妖怪一団が襲いに行っちゃうのでは?

「……? 藍、読める?」
「うーむ……一定のパターンはあるようですが。どこまでを一字と見ればいいのか」
「最小単位でいいわ。パターンはいくつ?」
「44です」
「なら総当たりでいいわね。対象は最初の二十数文字、まずは平仮名よ。意味が通りそうなものを抜き出しなさい」
「承知しました。……!? か、解読できました」
「これに書き直してちょうだい。確認するわ」

青ざめ

「……予想外ね」

「となると……レン。貴女には、私の仕事を手伝ってもらいます」

「ボクは退治を」
「精神折り、身体破壊、力の封印。貴女がやって来たことは、全て歴代の巫女もやって来たことですわ。これ以上貴女は、貴女自身の退治として何を提示するのかしら」

「そうか。ボクには出来ないんだな」

 うそつき

「……だから、普通の退治を教わって、普通の退治をしてもらいたいの。それが私の頼む仕事よ」

「正直村は」
「生かしておく理由はなくなりました。あちらに戻るというなら、私達とは敵になるわ」
ここは聞かなさそうだが、読者には気になるポイントだよなぁ

「引き受けよう」

即答なんで?

「賢明な判断ですわ。では、私はその下準備をして……」
「お待ち下さい紫様!」

(こやつの『人間を害した妖怪を退治する』ルーチンが消えたとは限りません! 今貴女が人間を害せば、退治として追われるのはあなたです、紫様!)
(彼女を人間と見てはなりません。むしろ式神に近い存在でしょう。だからこそ、不用意な発言にはお気を付けて!)

そうでなくても、紫をも操作できる想定なら紫は殺せない?
いや、雑魚妖怪が殺せたあたり殺すのは問題ない。問題は情報が帰ってこないことだろうし。なので退治回避。

「そうね。じゃあ私は、この情報の裏取りに務めましょう。藍はこの文書を……ケイに渡しなさい。こっそりね」

「集めた妖怪はいかがしますか?」
これは裏でやる、表でやると危ない

「あとは勝手に終わるわ。しばらくこのままにしましょう」

「それでは修行を始めるわ」


妖怪一団の解散とか……なさらないんですか?
元より三人程度を警告で襲わせるつもりだったのなら、こいつらが止まらない可能性も考えてセーフティを何かしら用意してる筈なんだが。毒人間食わせるのは外や幻想郷への不信につながるのでセーフティじゃない。
というかルーミアが気絶程度の怪我でもなく封印された時点でかなり不信では? 今度こそこいつらが先走って襲いそう。

正直村を全員殺すことが決まったこと、ちゃんと伝えよ?

自殺未遂を止めたことをゆかりが知らない場合でも、臆病がここでいなくなることだけはあり得ない。単独になったら妖怪一団が襲いに行くはずだから。いくらキレたと言っても人間、妖怪にいきなり勝てるようになるはずもない。ましてや人間のフリではなおさら勝てない。……よな? こっちは退魔の力もなきゃ妖怪の力も無くちょっとだけ勇気振り絞るだけの人間だぞ……? 逃げ切ることすら難しいぞ、万一逃げてもメアリー居るし。そもそも諜報なんだから逃がすことをメアリーが許すわけ無い。
だが臆病がいない方が毒を持ってくる時間とか幼稚な作戦とか色々話つくんだけど。これだとルーミアが先行して臆病を追いかける時間を削り……としても「もうすでに聡明にアプローチをかけてるルーミア」止めるのと「どこへともなく逸れた諜報部員臆病」捕まえるのと、どっちが大事かはわかるし。仮に優先順位があったとしてももう片方を藍に任せればいいだけ。
それに臆病がいるなら、誰がピエロに攫われたって言えるんだ? 臆病は何かの幻覚を見てるのか。やっぱこれ逃げ切ってしかも帰ってきてないか臆病……?

昨日はとても長い説教を受けた。一体何があってあんなところにいたのかとか。そうして話していくうちに分かったことがあった。メアリーはボクを回収したとき、インのことを確認していなかった。

貴方は……彼らを憎んでいたわけではないの?

なのに、彼らの死を手引きしているの?

……分からない。

……せめて、あと一人は落としておきたかったけど。
三人いなくなれば警告としては十分ね。

それじゃあ、レン。これからも――

大変ですゆか

あああああああああああああああああ何!?

ルーミアが行動を開始しました!

……!? 嘘でしょ!? 一人で動くなってあれだけ言ったのに!

屋敷を闇で覆っています! 監視の目も届きません、ご助力願います!

貴方は――今は保留! ここで待ってなさい!

三度も見れば、パターンが読めてくる。
隙間の崩し方も……

レンがインを助けた理由が気になる。メアリーも気になる。
ただ単に脆い縄を引いただけの可能性は微妙。元々人間を確実に食うためにメアリーが用意した廃洋館だ。自殺してくれるならありがたいだろう。現代でも妖怪用に外から自殺者調達はたまにしてるみたいだし……なので人為的に切られたほうがあり得る。
人間減ったら妖怪退治できない。

「やっぱりお前なのか」

「最初から、私は反対だったのだ。人間でも妖怪でもない、お前なんかを引き入れることには」
「何よりお前は……それに無自覚だ。ただ目の前を処理している。何をするつもりでも無いのに、何かをしている。危険すぎる」
「だから、紫に義理立てだけして逃げるつもりだったのに。殺すしかないようだな」

「……殺したはずだ。首が無くとも動くなら、それは……」

「殺した」

「殺した……」

「殺し、た」

「何だ……?」

「何なのだ、こいつ」

「これは……」

「……不味い。これ以上は……」

「……くそ。後は任せるぞ、紫」

空へ、階登って叩き落とされる?
あるいはわかってる一人による罠?

「な……! 見ているのか……!?」

「光も、音もないのに……振動か!?」

「かっ……何だ、一体何を……」

「そうか……前提が違うのだ。あいつがただの人間じゃなく、博麗の巫女とするならば……!」

「……だが、これを消すには……」

「……迷うことは無い。もう一度だけ……」

「捕らえた」

「……殺した、か」

「はや、く……」

「……お前達の盗み癖に、感謝する時が来るとは……」

 無邪気ばかりで世を渡れるはずがない。誰か一人は妖怪のことを知っていて、対策していたはずだ。それもそこらに出回るような市場品ではない。退魔師から奪った本物を保管しているやつが、一人は。その賭けに勝った。

「……っ! これは、かなり……だが、あともう一つ……!」

 全力天井抜き、飛び去り

「……よし」

そうだ飛べば助かるじゃん。外に出さえすれば勝ち確定。そうでなくてもロビーがそこそこ広いし天井抜けてるんで何とかなりそうだが。少なくともルーミアが自分を封印するレベルまで行く必要はなさそう。何らかの方法で飛び去りを抑制した……となると結界術あたりが必要だし……他四人が結界術を修めてる筈も無し。早起き、大人びた、警戒心、臆病やぞ。何ができるんだよ。
投げナイフで撃ち落とせるレベル……なはずはない。ただのナイフ一本や二本くらい無視して飛べるでしょ妖怪なんだから。たとえスリ取った札や針であっても一つ二つではなあ。警戒してさっさと義理立てして帰るつもりなので、初撃で決めないと逃げる。ただ警戒してるから初撃通らないし、物語的にも初撃ワンパン二連続はちょっと。まあその前に二連脱走かましてる美しいも物語的にアレだが。なんで俺が話書くとどいつもこいつも病室送りなんだ。
これ飛んだ血は妖怪のじゃなくカウンターされた美しいの方では? そうなるとほうほうの体で逃げ出したのは美しいになるが。あいつ退治するときに逃げ出すこととか頭にあるの……? ゆかりが間に合ってルーミア回収したのでは?
ここで聡明が考えを書いた文章が血で床や壁に書き殴られ、犯人の存在がバレるとともに紫は背後にいる吸血鬼のことを推定。妖怪はルーミアの結末から疑念を懐きつつ、一人になった大人びた(警戒心による隠蔽)を食べに行って中毒になり全員逃走。お前らもうちょい考えろよ! まあ死人は出てないから……。焦って全員殺そうとしたが正しい気がする。けどそこで無命令で殺そうとするならなんで臆病のときは……まだ紫に信頼があったのか……?

ルーミア単独行動、聡明討ち取って紫に強制送還。もうメアリーとか言ってる場合だろうか。ここまでして一人ずつ殺してるのは、この無邪気集団を諜報に出してる奴の出方がわかんないからつつく目的だったが。それと妖怪が共同で動きたがらないこととか、人間を入れた以上はこうなるもんだと誇示したりとか、警戒心と聡明がマジで賢いこととかから慎重に。そしたらルーミアがぶっ殺しちゃった。そもそもなんの為の諜報なんだとか、そのへん気にする余裕が出てくる。
一方、闇が晴れて残った血文字を見て、背後の存在を理解する紫。歓迎すべき妖怪であると分かったので、これ以上は殺しません。むしろここまでの情報をまとめて持って帰れ。だったら強制送還でもいいのでは力を誇示する的な意味でも。黒幕の場所を解き明かしてそこにピンポイントで送り返すみたいなことしたかったんですか? そしたら内ゲバで死にだしたんだけど藍さん紫呼ばないと不味いっすよ。まだ背後にいるっていう可能性だけの話なんだろうか。
内ゲバで死にだしたなら向こうの責任だから……? 変に手だしたってしゃあない。もしくはこれできっちり全員殺しきって、責任全部押し付けつつ美しいを向こうに厄介払いするフラグ立てとか。……流石に両手ぶち壊して大怪我も負ってるこいつを殺すことくらい紫さんなら容易いだろう? 博麗の巫女を八雲紫が殺したっていうのがそんなに不味いのか? 紫、もしかして殺人処……
血文字の内容がよっぽどで、操作されてるやつ全員殺さなきゃいけなくなったんだろうか。だったら内ゲバに任せてる上に一日立ってるっぽいのはおかしいが。そもそもちゃんと内ゲバなんだよな? 毒薬持ち出してるっぽいし大人びたは間違いなくそうだが、警戒心の死に方だけが謎なんだ。紫さんガチで殺しに来てない? じゃあ早起きは。

そもそも内ゲバするくらいとどまるのが問題であって、臆病が帰ろうとしてるなら返してもええやん。例えば出口がなくなってること全員に共有されてたりしたら全員でスマッシュ内ゲバしてたよ。ここは運命操作の結果っぽい。二週間くらいは過ごしてほしい的な。なら出口を探そうとすらしなさそうだが。最終的に自殺するとことか、臆病は運命操作を貫通する能力でも持ってんのか。原作にレミリアの対抗騎馬とか……天の邪鬼が同じタイプですってくらいでは? 臆病は天邪鬼の一歩手前かなにかなの?

ここで紫の考えが……変わるか? そもそも桜の下に穴が空いてることとか紫さん把握してたの? 住むのにちょうどいい洋館があるあたり一応想定はしてたんだろうか。普通に人間招いたくらいの感覚じゃないかここのゆかり。聡明の推理がそこまで、つまり運命操作が紫をも動かせるということまでも到達していたのなら、美しい一人だけ残してこいつを紅魔館に入れ、対象をぶち殺すという方針にシフトしてもおかしくないか。
でもそれならさっさと自分が全員隙間で首飛ばせばいいわけで、早起きが見たブロンドの巫女は一体……? 美しいを巻き込んで全員ぶち殺す方針だったのか。にしては時間かけ過ぎでは? 屋敷ごと隙間にぶち込んで破壊してしまってもいいだろう。一人ずつ殺すことで、聡明の残した報告書か何か探してたんだろうか。もう口で言っちゃえ……と思ったけどこっちが操作される以上どうしようもないのか。
というか直接あってもないゆかりが操作されるなら、美しいも操作されそうだが。ここは浮けばなんとか。

誰一人逃さず殺すために、丁寧に一人ずつ潰したとか。操作をぶち抜いて全札するのに一人は自殺に追い込むための状況づくりとか。なるほどこのために臆病を残してたんですねさすがゆかり様。あれは警戒心が走り寄ってきたせいだから……

そもそも聡明の推理は僕らの中のピエロまでだった気がするが。脇道に逸れた思考に紫が気づいたのか。天才かよ。そういや血文字が残ってるなら正直村はピエロを吊り出すのでは?
暇潰しで推理を重ねてた結果、すぐにピエロに気が付く。今から死ぬ自分の代わり、何かに伝えるなら……血がかかった方向にいる美しいなのか。その場合気づいたピエロは臆病の方ってことになるが。まあ確かに美しいはまだ誰も殺してない……けど。血文字だとわかりやすすぎて血で潰されるんだよなあ。この直前はパーティしてたけど屋上でやってたんでかなり遠い。食器も片付けちゃったし。阿片パイプに突っ込んどくとか? ケイならまあ気づくけど、今まで一個も死体がないってとこからアヘンパイプを持っとくわけには行かないし、どっかに投げ込んだんなら宵闇妖怪が丁寧に潰す。音も光もないが、宵闇が見えないわけもないということで。
封印済みルーミア? 闇で飲み潰し、グダリながら殺す。じゃあなんでお前先行したし。それも含めて一人で殺しに行くという特大ガバなのか。いくら暗闇だからってこんなのに聡明が殺されるのか……? でもルーミア割と人食い妖怪だしな……でも出落ち一ボスでカゲロウ以下なんだよな……

一人じゃなく公認で殺しに。薄々感づいてた聡明を含めて闇で飲み、狙いをわからなくして聡明を潰す作戦。ルーミアも闇を見通せないからゆかりが立てた作戦にしては結構ガバいぞ行けるのか。

臆病が自殺未遂、抜け出した美しいが止める、そのままバレないように帰還。突然の動きだったので止められず、退治対象が減るという理由だったので強くは怒れず。しかしこのときの疑念により聡明が気づき出す。そこでルーミアで聡明を狙い撃ち。……ルーミアは狙って撃ったりできるのかって思ったけど、まあそこはマーカーを美しいに貼ってもらおう。暗闇の中にいるのは臆病大人びた警戒心聡明早起き。美しいは潜伏。聡明はすべて理解して利口に囮に。一応妖怪の美しいにもそのマーカーは見えるので、致命傷入った瞬間潜伏から抜け出てルーミアをぶち蹴り血を飛ばす。さしものルーミアもそんなんで返すわけ無い、というか美しいを警戒してたのこいつだし。ここで戦闘。一人妖怪の存在を知っていた警戒心の部屋から、札パクって頭に札結んで終幕する。巫女からスリ取ってる方がいいだろうか……実家から脱出する時にすってきた翡翠とかで。

囮になった聡明は自分が生きるとカケラも思ってないので、警戒心宛にアヘンパイプに手紙を突っ込んで残す。……だったら二人のうち一人を疑うのか? 一人ならありえるか。これにゆかりが気づくなら警戒心のもとまで手紙が届かねえぞ。警戒心と、襲撃者の頭脳役に宛てたダミーを用意したとか。うんやっぱ美しいの服に突っ込んだほうが早いわ。美しいに通用する命令を書き込み、警戒心に届ける。疑念抱いてもその気質は信頼するんで。これこのあと五人になっちゃうけど、警戒心に届くようにしてからゆかりの方に戻ればそれでいいのかな。

桜の下に穴を開けたのはゆかり。人間を妖怪側で分けるつもりだった。恐怖も食えてグッドとか思いながら。

闇が晴れ、二人はゆかりが回収。聡明のメッセージを伝える美しい。それで全てを理解した紫、危険性から紅魔館を潰す方針へ。美しいを確実に紅魔館に送るために全員丁寧に殺害する事を考える。あの、メッセはともかく伝わってないよ聡明。黒幕を殺せというのまでは分かったが、まさかここまで人の心ないとか思わなかったのか聡明。聡明は人の心を頼りにするのか、あんな美しいの完璧な使用法を思いつくくらいなのに。となると全殺が望みだった? それとも「あいつを倒したら、警戒心にこれを届けろ」しか頼んでない?

レンを紅魔館に送りだすのはゆかりに危害が来てるからか、レンが制御不能になる未来が見えたからか。

ここまで独立して動くなら、やっぱ退治ごっこ云々を妖怪と取引するパートいらない。いらないが、顔合わせして退治方法を探る物語的なパートは……いるう? 監視カメラ隙間でいいやん。

そうだ直で紫が殺しに行くと退治されるんだ。制御不能が予見される中、万一にも退治されるわけにはいかない。となると内ゲバ許容するわ。むしろ内ゲバ狙いで屋敷より外を封鎖するまである。
ただそうするなら制御不能を予見させなきゃいけない、つまりEXルーミアのスキを突いて頭に札を巻かなきゃいけない。こいつのどこにスキがあって、制御不能のまま生きて帰ってこれるんだ。ただでさえかげろーに利き腕壊してるのに、どうやって浅めの傷で勝って戦闘を続けられる? ルーミア封印した時点でゆかりさんは封印考えるよ。
だからルーミアに封印してもらうルートにしてたが、飛べよというツッコミが。やっぱバトルものは飛んじゃ駄目だって。組み合わせ科学が機能しねえ。

わかってる一人が見様見真似で作った霊術罠。なら、影狼も食らうはずだしな。聡明か警戒心か大人びたの部屋だけにそれがかかってるのが関の山だろ。だからルーミアの外出に寄与するとは考えにくい。全部パターン読み込んでジャンプ合わせて撃ち落とすしかねえや。もうそのうち飛ぶんじゃねえのこいつ……? でも紅魔館までは一応ただの人間でいて欲しい……飛ぶ場合はかげろーにガラス割ってふっ飛ばされたのを、空中で押しとどまって殴りに行く感じで。

単純に出ようとすると風読まれて殴られる
後引くと困るのでカウンターが入るより早く物陰に隠れ……バケモンでは?

札を手に取り、一回壁に隠れて効果確認
効果を認めたら、闇を縮め美しいにぶつけつつ札で自身の力を消して脱出
このときの札を落とさないよう頭に巻いた時点でリザレ、

聡明と手を組めば多少のやべー事もできる。ただそれやるとルーミアは速攻で殺しに来るのと、レンがそれを特に止めにいかないことが問題。残せて一言二言、文書も送らなきゃいけないのでそのことだけ言って終了してしまう。

単純じゃなく殺す
随分気に入られているようだが、お前は人間だ。妖怪の餌だ

わざわざ聡明が残ったのは、対抗策があることを知ってて用意してたから
それが札
となるとこれをカウンターで貼って……いやピエロに気付いて動揺してる瞬間だけど。間に合う、これ?
「こいつをあれに結んだら、警戒心にこれを渡しにいけ」? まあ出来なくはないかな。その後は好きにしろ、でなんとか。
これで札を手に入れて、ルーミアに突撃
そもそも仕事終えて逃げるとこなので、まずそれを止める

……巫女と死に方一緒だな。
言葉無しで、例えば普段とアヘンパイプの持ち方が違うとかで伝えると……ルーミアに対して強くならない。それでもぶち抜くから制御不能なのかもしれないが。

そろそろ問題がわかんなくなってきた。問題はルーミアが札貼って逃げるだけの理由。メアリーの気に入りとはいえただの人間だし殺せばいい。ゆかりと共謀してる説は、別にしてもしなくても義理立てして生かしっぱなしにする選択はできる。けど殴られてんのルーミアだし、ほかも割と考えなしに動いてんだからお前も普通に殺しに行ってもいい。そうなると美しいが殺されない理由は成長速度がおかしいからだが……表の理由でいいからなにかほしいよな。
せいぜいが殺されない程度で、ルーミアが逃げるレベルにはならない。その最後のひと押しを一体何が踏み出させたんだ。プレイヤー特権だと流石に陳腐というか、小説的じゃない。それやるなら最初から仄めかさないといけない。
……この闇が霊力を吸うなら、抑えられてた妖力がすげー事になっちゃうのでは? 

あなたには今、三つの選択肢があるわ」

「このまま正直村に戻るか」
「幻想郷に帰化するか」
「もう一度外に出るか。……この場合は、代わりに私の仕事を手伝ってもらいますが」

「ボクは退治を……」
「退治はどこでだってできるわ。幻想郷は言わずもがな、外の世界も減り始めているとはいえ、依然妖怪は跋扈している。それに今から頼む私の仕事だって、妖怪退治なのよ」
「ただし今度は殺してもらいます。退治ごっこでは意味が無い」

「それなら、外だ。

「心を折るのはいい。治る怪我をさせるのもいい。けれど、封印は余りにも大きな代償が過ぎる。それに、私は見た。ルーミアは自分自身を封印していた」

「何故か? 封印を解けばわかる。けれど……ルーミアは馬鹿だが、愚かじゃなかった。その情報を私に伝えない理由が何かあったはずだ」

「代理屋だよ。ルーミア、君の仕事は終わった」

「そこに死んでるの人間か? 食っていいのか?」

「良いよ。ただ、ここは人の家だ。外で食べたほうが良い」

「わかったぞ」

反対に偽情報を掴ますのに美しいが結局最適。

切り口には記憶があった。

臆病、覚醒
毒探しと縄梯子
聡明、大人びた、警戒心、早起き、美しいを妖怪が暗闇へ運ぶ

三日目
暗闇、聡明だけ置いていって臆病の助けで脱出
聡明は臆病を疑い留まる
後で美しいの方に矛が向く
妖怪、聡明を殺す
殴られたくないので、契約破って逃げる気満々
人間みたいに馬鹿じゃないんだ、一度見ればわかる。あれは駄目なやつだ。
上手く嵌めて聡明が残ったところを食い、暗闇に乗じて逃げる
けど殴られました
臆病、妖怪を察知
美しい、メアリに回収される
疑われ半端ないしそりゃ